奇襲(開戦)
過去にターゲットを空売りしてから売り煽りレポートを書いて株価を暴落させて利益を上げる手法で逮捕歴もある(AbalanceのIR担当役員堀内氏談)アメリカのViceroyという空売り機関がAbalanceをターゲットにしました。

日本語レポートはコチラ
要点は以下の4つ
- VSUN(Abalanceの収益の大部分を担うベトナムのソーラーパネル製造子会社)は中国のソーラーパネルをアメリカに迂回輸出させるために作った実質中国の会社
- VSUNの売上の6割を占める米が2024年6月から施行する規制でソーラーパネルを売れなくなる
- VSUNはウイグル族を強制労働させている中国の会社からセルを仕入れている
- セルを内製するための工場はベトナム建設省の許可を得ていない


ただし、免責事項でこのレポートは事実ではないと明言されています。

このレポートは12:00頃に出されて株価が急落しますが、なんと13:52にAbalanceはすぐに反論を出し「風説の流布」と断じました。

あまりに速すぎるAbalanceの対応に株価は一時戻しますが、さらにViceroyも14:07、14:25にツイートで応戦し、好決算で上場来高値付近であった事も相まってAbalance株はストップ安張り付きとなりました。

20:10頃、Abalanceは追加でレポートでの「風説」に対して全否定の回答
- ウイグル自治区強制労働の部品を使っていない
- セル工場は建設許可を受けており工事は順調
- 以前のVSUNの親会社だったCSUNとは法律上もビジネス上も無関係(=迂回輸出ではない)
- 2024年6月にアメリカから閉め出される事はない
を発表し一時PTSは急騰しましたがPTS終了にかけて全戻ししPTSも-12%程度の暴落で引けました。
夜襲(開戦二日目)
昨晩のAbalanceの回答もむなしく、二日連続ストップ安となるも大引けは少しリバって-19%で引けました。
二日間で高値(13460円)から安値(7240円)は-46%となり、かなりの暴落となりました。

引け後18:00頃、Abalanceはシェアードリサーチ社がレポートを出した事を発表しPTSは+10%前後急騰しました。


外部のレポートには外部のレポートで対抗!一朝一夕で書ける内容ではない凄いボリュームのちゃんとしたレポート!!こんな隠し玉をこのタイミングで出すとは・・・やりおるなっ!
そしてPTSも終わりに近づいた23:00過ぎ、予期せぬAbalanceの反撃が行われました!
なんと証券関係者の藤本氏のYouTubeライブにAbalanceのIR担当役員堀内氏が生出演して前代未聞の夜襲を仕掛けたのですっ!
※聞き間違いの可能性はあります。間違いがあったらいけないので自分で確認をお願いします
- 6月に色んな未公開の好材料が出る
- 奴らが恐れているのはG7(再生可能エネルギーの話題が出る)
- 調べた結果奴らは空売り筋(ショートして風説で暴落させて儲ける)でレポートは虚偽で悪質
- Viceroyの犯罪行為については関係機関と連携して法的処置を取っていく
- 一方今日出したシェアードリサーチ社のレポートは公平で我々も事前に見れず痛い所もちゃんと書いてあり信頼できるので読んで欲しい
- 74社の機関投資家と面談をしている(予定200社)
- 面談の一つは欧米の超有名機関「U」(日本で言うと年金に相当)であり4月から投資している
- 「U」の投資対象の内スタンダード市場はAbalanceだけ
- ウィグル自治区からの調達はない (国際調査機関が確認)
- セル工場の建設許可証は今ここにある (ただし不正防止でネットでの公開は不可・知り合いの建設会社にも確認したが「公開するはずない」と言われた・ラジオ日経のイベントには持参するので見たい人には見せる)
※Viceroyと堀内氏で建設許可証の認識が異なる可能性あり - 2年後に関税優遇終わっても影響は軽微だしアメリカに工場作ろうと考えているから問題ない
- 今朝機関投資家と面談してたら株価暴落してたので機関投資家が「ちょっと待って」とAbalance株をストップ安で10万株・20万株と「(安く買えて)天国みたいだ」と目の前で買っていた
- 中期経営計画の上方修正も必要
- セル工場が出来ると営業利益がほぼ倍増、11月にテスト稼働、12月から本稼働でそこから利益倍増という事は電卓叩いたら通年で来季の数字(営業利益1.5倍?)は大体計算出来ますよね
- EPSは590円ぐらいなるので今の株価(8230円計算でPER14倍)は安いと思う
- 工場が全部稼働したら目標時価総額1兆円も夢ではない
- バフェットさんも成長株・再生可能エネルギー株好きだから・・・(もごもご)
- Abalanceに出尽くしはない、業績拡大の初動も初動で成長は長く続く
- 未発表だけど融資は数百億円の枠を貰っててポンっと貸してくれるので工場建設費は問題ないし自己資本比率も上がり財務も優秀になる
- Abalanceに不安は何もない。こんな会社はない。為替も円安で差益出ちゃう♪
- 買い増すにはラストチャンス。我々の出す情報は全て真実
この生放送はなんとViceroyも見ていたらしく、リアルタイムで反応していました。
これを受けてPTSは乱高下し+7%で引けました。

もはや売り煽り VS 買い煽り 合戦!
反撃(開戦三日目)
昨晩のAbalanceの夜襲が効きAbalance株は大幅GU気配。
しかしViceroyも諦めていません。
なんと18ツイートにも及ぶ仁藤氏もビックリの超長文でしかも「Abalance経営陣とCSUNはAbalance株主の資産を横領している」と嘘だったら大分重い刑事罰になりそうな爆弾を投下!


正直くだらなさ過ぎるのと長すぎるので最初のツイート以外読みませんでした。興味がある人は引用元に飛んで頑張って読んでみてください
「横領」爆弾は全く戦況に影響せず、AbalanceはGUで揉んだ後ストップ高張付き(+18%)で引けました。

建設許可証論争(土日)
建設許可証についてそれが何を指すのか、そもそも必要なのか等活発な議論が行われました。
逆襲(開戦四日目)
土日に行われた建設許可証論争の結果か、Abalanceはストップ高で寄ってストップ高で引け、開戦後二日連続ストップ安→二日連続ストップ高ととんでもない値動きとなりました。
これにはViceroyも負け犬の遠吠えしか出来ませんでした。



これはViceroyのショート、焼かれてますね~
激戦(開戦五日目)
朝一のViceroyのツイッター砲も逆効果でストップ高とViceroyの心を折る気配。

ストップ高よりかは大分下がるもののGUで始まったAbalance株は10時過ぎまでは+6%で高値推移しAbalanceの圧勝と思われましたが、謎の急落をし凄いボラティリティで激しい戦いの末-11%で引けました。
