【アンジェス劇場】コロナはチャンス。何の実績も出さないのにコロナで金儲けだけした企業【株券印刷業】

【アンジェス劇場】コロナはチャンス。何の実績も出さないのにコロナで金儲けだけした企業【株券印刷業】

概要

コロナの恐怖が世界を覆う2020年、コロナ禍で経営危機になる企業が出る反面、IR芸で株価を上げて増資で金儲けする日本の赤字バイオ企業に取っては千載一遇のチャンスとなっていました。

かつてSTAP細胞が発表された直後、数多くの赤字バイオ企業がIR芸でSTAP細胞関連に名乗りを上げ株価を暴騰させました。

今回も数多くの赤字バイオ企業がIR芸でコロナ関連に名乗りを上げ株価を急騰させました。中でも日本が誇る二大赤字バイオ企業の片翼を担い、上場して約20年が経とうとするのに何の成果も上げれず赤字を垂れ流し続け、数え切れない増資で市場からお金だけを吸い上げる事から投資家の間では【株券印刷業】の異名を取るアンジェスは記憶に留めるべきです。

今回は政治家・マスコミも利用し短期約6倍の見事な相場を作りました。※勿論今回も現時点で金だけゲットして成果なし

その一部始終をご覧あれっ!

短期6倍

日本二大赤字バイオ企業のもう片翼テラについては以下を参照して下さい。

タイムライン

これは悪魔の増資と言われるMSワラントで基本的に通常の方法で資金調達出来ないクソ企業が行い、投資家を犠牲にして手っ取り早く企業が資金調達をする手段で、引き受けた証券会社はショートを利用する事でほぼ100%利益※その利益は投資家の損失)になるため法律で禁止すべき違法に近い増資スキーム(投資の世界で100%勝つは詐欺)です。これを発表直後勿論アンジェス株は暴落しましたが、後にこれは株券印刷業的には神の一手となります。コロナ材料を出して株価暴騰した後にMSワラントを発表すると株価が暴落するので高値で行使して大金を得る事が出来ません。しかしコロナ材料で株価暴騰する前にMSワラントをしておく事で、株価暴騰中に行使して大金を得る事が出来るのです。流石18年間増資だけで荒稼ぎしてきた日本一の株券印刷業アンジェスと言わざるを得ません

今回アンジェスは本気で株券印刷業(ワクチン開発でなく)をやっているなと分かるのは記者会見を用意しメディア出演までした事です。以下を見てもらえば分かるように熟練の投資家はもはや誰もアンジェスに期待していません・・・つまり株価はマネゲ以外では上がりません。


しかし、記者会見とメディア出演する事で投資初心者に訴求し株価を通常のマネゲ以上に上げる事が出来ますし、そうなると熟練の投機家がマネゲと分かった上で参戦してきて大きなマネゲとなります。

これはMSワラント(増資)が完了(資金調達完了)した事を意味しています。
膨大な数のIR攻勢で株価が上がり、その度に着々と行使されており、通常行使されたら株価は下がるにも関わらず株価は高値を保ったままでした。
結果、調達金額は当初予定の93億円を大きく上回る114億円となった上にスピード行使完了となりました。
理由はアンジェス単独ではワクチンは作れないと投資家は皆知っていますが、次々と他の企業・研究機関・病院等と提携IRを出し、しかもその中にはタカラバイオ等有名一流企業もあり、また大阪府吉村知事の異常な応援もあり、「今回は本当に出来るのかもしれない」と期待を抱かせる演出が行われたからでした。

なんとまたしても悪魔の増資と言われるMSワラント。一回のマネゲで二回のMSワラントは鬼畜。しかも11月9日の増資も併せると一回のマネゲで三回の増資をしており、いかに本業が株券印刷業とはいえ度が過ぎる。しかし・・・なんとMSワラント直後はアンジェス株は上がるのでした・・・全てが常識の範囲外のマネーゲーム、それがアンジェス劇場

IR芸はめっきり減るも、とにかくコロナワクチンが使い物にならないってバレる前の株価が高い内にさっさと行使を終わらせろ!と言わんばかりに連日行使でスピード完了。その甲斐あってか168億円予定の所、174億円調達。

ついに恐れていた治験失敗IRが発表されアンジェス株は翌日寄らずストップ安・・・しかも、既にアンジェス株は高値から約1/5の500円になっていました・・・そこからの暴落は高値で掴んだ投資家に取っては人生破滅級の損害・・・

■今回のマネーゲームでアンジェスが手にした資金■
・第37回新株予約権 114億円
・第三社割当増資 270億円
・第41回新株予約権 174億円
・補助金 93億円 ※2020年判明分
合計651億円

その成果・・・

※今(2021年)のところ。一応まだ治験は続行中・・・成果が得られる事を期待します

アンジェスの錬金術

コロナと戦う製薬会社を批判するのはよくないと思う人がいるかもしれませんが、まずはこれを見て下さい。

アンジェスは年収が高い事で有名でしたが、2020年10月時点で18年連続赤字(累計428億)の会社がどうして給料が高いかと言うと、数え切れない程の増資で663億円も市場から調達しているから(最近10年で増資を行わなかったのは2019年だけ)であり、それは投資家のお金です。

しかし今までは自己責任で投資している投資家のお金なので文句を言う事は出来ませんでしたが、アンジェスが年収一位に輝いた2020年はコロナ補助金・・・つまり税金が投入されているのです。

税金が投入されている以上、結果を出さずに従業員の年収だけ上げるのはいかがなものでしょう?

さらに、創業者森下氏の豪邸がこちらです。

18年連続赤字企業の創業者でもこのような豪邸に住む事が出来るのです。

アンジェスと政治家

アンジェス創業者森下氏は安倍元首相のゴルフ友達です。安倍政権下では内閣府「規制改革会議」の委員に抜擢され、首相が本部長を務める「健康・医療戦略本部」の参与に就任しています。

そのため、補助金交付が適正に行われたのか、吉田統彦議員が国会で追及しています。

「アンジェスの話はもう世界の学者で笑い話になってますから。国民もそんなバカじゃないですから騙されないですよ」※もっと酷い事を言ってますがこの動画ではカットされています。「アンジェスに補助金を出す判断をした学者を軽蔑する」って言ってました。

アンジェスは公には自民党志帥会(二階派)へ政治献金しています。

西村やすとし議員は志帥会ではありませんが、アンジェスの治験失敗後にも関わらず他の大手製薬会社でなくわざわざアンジェスを名指しにして補助金を配ると言っているので 特別な関係が疑われます。

また大阪維新の会との関係はより深く、「大阪府・市統合本部医療戦略会議」参与、元大阪府知事の松井一郎が進める「日本万博基本構想」委員となり、大阪パビリオンの総合プロデューサに就任しています。

令和3年2月16日 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会設立会合

吉村知事が異常なほどアンジェスのワクチンをアピールしたのもうなづけます。そして失敗後デイリー新潮でも取り上げられていました。

さらに、補助金については公明党との関係も取りざたされています。

与党から野党まで幅広く政治家と交流し、延々と株券印刷業で市場から金を合法的に奪い続けるアンジェス・・・そしてそれを野放しにする政治家と東証。流石世界一の賭博市場東京証券取引所

テラの例も含めて政府が投資家を保護しないどころか、東証や企業やHFT業者の食い物にされるのを助長している賭博場・・・いや個人投資家処刑場東証で戦い続けて、なんとか勝利している数少ない個人投資家(勝っている個人投資家は全体の1割)から岸田政権は金融所得増税でさらに金をむしり取ろうとしています

「投資は自己責任」と詐欺師が作った言葉(詐欺師に都合の良い言葉で、実際使っているのは詐欺師及びそれに準ずる人だけ)を使い個人投資家だけにリスクを押し付けて、さらに増税までするのであれば、政府は安全で公平な市場を作る義務があるのではないでしょうか?

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