参考
記憶に残るインサイダー取引
川崎重工
●2023年5月19日 なんとツイッターで堂々とインサイダー取引宣言をする弁理士女性が現れました。
大手企業川崎重工に夫が務めるメリットを自慢したいようです。
インサイダー疑惑の出た三菱重工は日経平均33年ぶり高値の勢いに乗り+3.18%で年初来高値でした。
スクエニ(二度目)
もうこれ、新作の度にやってたでしょ・・・しかも金額3倍になってるしっ!
スクエニ(一度目)
●2022年11月17日 スクエニの元社員がAimingとの共同開発ゲーム「ドラゴンクエストタクト」の配信が見込める段階になってから同社の株を4720万円分(自分と他人名義)購入
テラ
●2022年2月4日 セネジェニックス・ジャパン元社長竹森郁が知人にテラと業務提携しコロナ治療薬を開発すると伝え、知人3名がテラ株を購入
※インサイダーとは別にセネ社竹森氏の他2名は「コロナ治療薬開発」の虚偽情報での株価つり上げ狙げで逮捕
詳細(テラ劇場)は以下の「その他の怪しい株取引」を参照
尚、テラは上場廃止になっています。ネットでは「遅すぎる」「東証と金融庁は無能」「やっとか」「今年一番のグッドニュース」と喜ぶ声で溢れました
アサヒ衛陶
●2022年1月26日 アサヒ衛陶元社長町元孝二、元役員上中康司が大手家電量販店ヤマダ電機との業務提携公表前に自社の株を約580万円分(町元)・約8690万円分(上中)購入
モルフォ
●2017年2月24日 モルフォの役員・従業員9名、デンソーとの業務提携前に従業員持ち株会への拠出金を増額するなどした
→2017年3月17日 モルフォ、調査報告書で取消を求めて裁判で戦う事を宣言
→2022年2月7日 モルフォ、裁判で勝訴確定
持ち株会を使ってのインサイダーという新しい手法と、インサイダーが取り消された珍しいケースで注目されました。持ち株会への拠出金増額時点では知らなかった事と、任意のタイミングで売れない事が勝訴の決め手となりました。少額であった事からネットでは「もっと巨悪を捕まえろ」とSESCに批判が出ていました。