イーロン・マスクとは
テスラ社を率い、2021年には世界一の金持ちになった大富豪です。
奔放な発言でSNSを騒がせる事が多いですが、今回のロシアのウクライナ侵攻に際しては一早くウクライナのためにネット環境確保のために自社のスペースXで保有する衛生サービスを提供していました。
ウクライナの副首相兼デジタル・トランスフォーメーション担当大臣、ミハイロ・フョードロフ氏
「イーロン・マスクよ、ウクライナにStarlinkを提供してほしい」↓たった10時間後、不言実行
イーロン・マスク
「Starlinkのサービスがウクライナで稼働した」
ウクライナからStarlinkに接続した様子。宣言された速度は150〜200 Mb/sです
イーロンのプーチン挑発にカディロフ横やり
「プーチン、ウクライナを賭けてタイマンしようぜ」
https://twitter.com/elonmusk/status/1503327421839417344
これにプーチンの腹心でロシア第二の権力者と言われるチェチェン共和国カディロフ首長がテレグラムで横やり。
カディロフはロシア軍最年少将官となり、チェチェンに事実上の独裁王国を作り上げた人物で、唯一私兵を持つ事を許された存在であり、拷問・虐殺を平気でする人物です。
「プーチン大統領と戦わないことをお勧めする」「イーロン・マスクはビジネスマンで単なるTwitterユーザー」「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチは世界を代表する政治家で戦略化、西側諸国とアメリカを恐れさせる存在だ」「君のような弱い相手を倒したら、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチはスポーツマンらしくなく見えるだろう。だから君が優しいイローナちゃん(イーロン・マスクの名前をわざと女性の名前にしてからかっている)から、残虐なイーロンになるためには、筋肉を鍛えなければいけない」「チェチェンに来てトレーニングする事をお勧めする」
カディロフのテレグラム
「申し出をありがとう。しかしトレーニングを受けたら私が有利になり過ぎてしまう。もしプーチンが恐れるなら俺は左手だけで戦ってあげてもいいよ。左利きじゃないけどね」
https://twitter.com/elonmusk/status/1503831484523819011
そしてツイッターの名前を「イローナ・マスク」に変更。
一方のプーチンは・・・
プーチンはクーデター・暗殺を恐れてウラル山脈の山奥に隠れていると言われています。
しかし、クリミア併合イベントではモスクワのスタジアムに信者だけを集めて安全な場所からウクライナ侵攻を正当化していました。
動画の最後、突然プーチンの演説が中断され愛国歌が流れています。技術的な問題とも、良識あるテレビ局員が妨害したとも。またプーチンの着ていたダウンがイタリア高級ブランドで160万円だった事から「国民が旧ソ連時代の貧困に戻るのに」「制裁国のダウンを着てていいのか」と揶揄されていました。
信者に囲まれて安全な場所でご満悦のプーチンと比べて、暗殺部隊を送り込まれてたり、いつ空爆されるかも分からないキエフで徹底抗戦を訴えたゼレンスキー大統領と対照的ですね。
政権首脳、兵士、市民皆がキエフにいるとして徹底抗戦を訴える
場外戦は国連でも
国連でロシアが提出したウクライナの人道状況についての決議案をカナダが添削しツイッターで発表。
上記を解説したツート
これに対してロシアは「幼稚園レベルのロシア嫌いの中傷。外交のスキル、マナーが最低だってことがわかった。20年で2回、非常任理事国の選挙に落ちた理由がわかる」と幼稚園レベルの中傷で反論。