開示バトル開始
開示
enishに「De:LitheΦ」の開発を委託しているHashPaletteは以下の発表を行いました。
ゲーム開発の大幅な遅延の可能性が生じており、ゲームリリース時期が見通せない状況となりました
De:LitheΦプロジェクトに関するご報告と対応について
～中略～
本件ゲームの開発を行っている株式会社enish（以下「enish社」といいます。）に対し、数億円規模の開発費用を前払いして本件ゲームの開発を進めてまいりました。しかしながら、enish社からは、ユーザ様に提供予定の製品版の納品期限から1か月以上経過した現時点においてもなお、プロトタイプを含めていかなる納品物も納品されておらず、今後の納品スケジュールの提示も受けておりません。
つきましては、このような状況に鑑み、対象商品（NFT）をご購入いただいたユーザの皆様に対して、下記のとおり弊社より返金を実施させていただくことを決定いたしました。
これを受けてenish株は前場にストップ安に張り付きました。
後場enishは以下のIRを発表しました。
当社は、株式会社 HashPalette より受託案件として「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」の開発を
当社に関する「事実とは異なる情報掲載」についてのお知らせ
進めており、今後の開発・運営にあたり契約条件の検討を双方で行ってまいりました。
その中で、株式会社 HashPalette と当社が製品版の納品期限を徒過した事実はございません。
徒過・・・すべきことをしないで、むだにすごすこと。無為にすごすこと。
これを受けてenish株はストップ安が剥がれて一瞬リバりましたが、再びストップ安に張り付きました。
ネットの反応
HashPalette反論
開示
enishの反論を受けて14:45分頃、HashPaletteが反論を出しザラ場バトルに発展。
弊社とenish社は、2022年6月13日付けで本件ゲームの開発に係る業務委託契約（以下「本件契約」といいます。）を締結しており、同契約においては本件ゲームの製品版の納期が2022年12月末予定と明示的に規定されております。また、本件契約においては、書面をもって合意した場合に限り内容を変更することができる旨が併せて規定されておりますが、本日に至るまでいかなる変更契約等も締結しておりません。
弊社は、既に公表のとおり、本件契約の定めるところに従って2022年8月から11月にかけて数億円規模の開発費用を前払いしております。しかしながら、enish社からは、これまでプロトタイプも含めて一切の納品物の納品を受けておらず、弊社から検収書等を発行・交付した事実もございません。
De:LitheΦプロジェクトに関する追加のご報告について
ネットの反応
株価
enishの信用・・・
エニッシュ再再反論
開示
2023年2月16日 8:00、enishが再び反論を開示しました。
- 合意した納期は存在しない ※「2022 年 12 月末予定」は納期ではなく予定
- 早期のリリースに向けてHP社と継続して協議していた
→にも関わらず事前連絡なくHP社が本開示をしてきた - 前受金は数億円ではなく1.6億円
- 継続は困難だけど頑張る
ネットの反応
「予定は納期じゃない！1.6億は数億じゃない！」・・・相変わらず国語力が鍛えられますね
株価
GD気配だったのですが流石に寄り付きはGUしたものの寄り天でした。
enish単独開発
2023年3月22日、enishは『De:Lithe Φ (ディライズファイ)』のタイトルを『De:Lithe X (ディライズ カイ)』と改め単独開発をする事を通知しました。
HashPaletteから受け取ってる前受金1.6億円はどうするの？
訴訟
enish単独開発は決定したものの、HashPaletteから受け取っていた前払金1.6億円はどうなるのかと思っていたら、やっぱりHashPaletteから「返せ（※1.76億円）」と言われて訴訟になったようです。
