【2022年9月22日】政府・日銀、1998年6月以来、約24年ぶりの円売り為替介入

【2022年9月22日】政府・日銀、1998年6月以来、約24年ぶりの円売り為替介入

為替介入に至る市況

コロナにより空前の金融緩和をした世界中の中銀、それにより発生したコロナバブルの後遺症、さらにロシアのウクライナ侵攻により世界中でインフレが進行。

・ロシアは原油・天然ガスの世界有数の産出国だが経済制裁で各国が輸入制限
・ウクライナは小麦の世界有数の生産国だがロシアの侵攻で生産量が低下し、ロシアが黒海封鎖でオデッサ港からの輸出を妨害

アメリカの消費者物価指数は8.6%と40年ぶりの高インフレとなり、しかも高止まり。

FRB始め、世界中の中銀がインフレを退治するため急激な金融引締めに舵を切りました。

FRBは2022年6月に27年ぶりの0.75%利上げを実施したのみならず、3会合連続で0.75%利上げという前代未聞の利上げ(記事執筆時、尚4会合連続はほぼ確定)。

しかし日本は黒田日銀総裁が安倍首相時代に始めた異次元の金融緩和を、せっかく目標のインフレが起きているのに止める事が出来ず、世界の流れに逆行して金融緩和を継続

これが日米金利差を拡大させ、それは円安要因となるため、異常なペースで円安が進んでいました。

為替介入当日の市況

為替介入が行われた2022年9月22日の未明3:00にはFOMCが3会合連続で0.75%を決定し金利高が進んでいたものの、同時に上がるはずのドル円は同日昼の日銀会合を警戒してか145円を超えずにいました。

その状況で行われた日銀会合で日本銀行が現状維持を決定しドル円は一気に節目の145円を突破!


しかし、直後一気に2円急落し「為替介入か?!」と思われましたが、これは為替介入ではなかったようで値を戻していました。

しかし午後には神田財務官が為替介入を示唆

(為替介入)スタンバイの状態と考えていい。いつでもやる用意がある。ステルスでやる場合もある。

夕方の黒田日銀総裁会見で「当面利上げはない」との発言があり、昼の乱高下が誤差に見える程の勢いで146円目指して突き進む円安・・・しかし突然っ!ハンマーで殴られたかのような急落!!

これが為替介入であると判明すると一気に5円円高に!(2分で2円、30分で5円円高)

財務大臣・財務官の会見が始まると再び円安に戻っていきましたが、警戒されており神経質な値動きとなっています。

(ABEMA NEWSより引用)

注視しかしない政府・日銀・財務省がやっと注視を止めて行動に出ましたね

そっちがビックリだよね。皆どうせ今回も何もしないって舐めてた人多そう

その後・・・

2営業日後の27日深夜には更に進む金利高に連れて再び145円を窺う円安に・・・単独介入は中長期的に意味がないという過去の結果を踏襲する事に。

しかし、再び145円を超えた時にどうなるか見ものです。

尚、2022年9月30日に発表された為替介入実績は2兆8382億円でした。円買い・ドル売りの1日の介入額としては過去最大規模となりました。

投資カテゴリの最新記事